木工作15

目隠しフェンス

図 面
友人Mさん宅の写真の場所には、大分くたびれてきた竹製の目隠しフェンスがありましたが、見栄えが良くないので、作り替えることにしました。

本当はフェンス解体前の”Befor”状態を写しておけば良かったのですが、壊すのに夢中になって取り忘れてしまいました。
この写真は、全て撤去が終わった状態です。
コレが撤去した竹の残骸です。

もう完全に油分が抜けて、手で折れてしまう程もろくなっていました。
おまけに、中には色んな虫が一杯・・・

幅4間分有りますので、半端な量ではなく、ゴミ捨てするのも大変そうですね。
とりあえず、土台部分とブロック塀部分が汚れていますので、ドリルに取り付けたカップ型ワイヤーブラシで汚れを落とし、水性ペイントで塗装をしました。

写真でペンキ塗りをしているのは、Mさん宅のご主人と、助っ人で来てくれた女性DIYerの「チエちゃん」です。

ここまで11月23日の作業でした。

この後Mさん宅の奥さんが、暇を見つけて2回目を塗ってくれることに・・・
今回使用する材料の全てです。

2*4*1400mm : 9本
1*4*1800mm :32本

コレもMさん宅の奥さんがステイン塗りをしてくれました。
綺麗になったブロック塀に、柱となる2*4材を留めていきます。
固定にはM8のアンカーとボルトを使いましたが、ブロックの中がほとんど空洞のため、アンカーの利く場所を探すのに一苦労しました。
18ヶの穴で済む予定が、30箇所ぐらい空けたでしょうか
振動ドリルが大活躍でした。
なんとか苦労して留めた柱に横板を張っていきます。

先ずは試しに1列張ってみました。
隙間は1*4材の端材を挟んで19mmとしました・・・なんか安易な気もしますが・・・。

ここまで来れば後はバンバン張っていくだけですから、自然にスピードも上がりますね。
と言う訳で完成です。(11月28日)

幅4間に縦に8枚並べて張っていきました・・・後5枚位張れば柱部分を見えなく出来るのですが、せっかく塗ったブロック塀も見えなくなってしまうのでとりあえずはこのままで行くことに。

後から追加で張るのは、材料さえそろえればいつでも出来ますしね・・・。

以前の竹垣に比べ、明るくなり雰囲気もお洒落になったとMさん家族に喜んでもらえました。 (^_^)v
  12月18日 フェンス下の部分が何となく寂しいので、飾りを付けることにしました。
飾りと言ってもお得意のバッテンですが・・・
2*41枚分の厚みしかないため、写真のように相欠きをして取り付けました。
先ずは左の写真のように丸ノコで何本かの切れ目を入れて、後はノミで仕上げるのですが、切れ目を入れた方が格段に簡単です。
と言う訳で、半日で完成です。

たったこれだけで、大分締まって見えませんか?