パーゴラ付きウッドデッキ


友人Mさん宅の庭先にウッドデッキを作ります。

先ずは、建設予定地にあった庭木を掘り起こし、砂、砂利を敷いて簡単に整地をしました。←ほとんどMさん主人の仕事です。

その上に、土台代わりの半割ブロックを並べていき、縦横寸法をとりながら、束柱の位置を決めていきます。

位置が決まったら、水平器を使ってブロックが平らになるように下地調整をします。
土台の位置決め、水平出しが終わったら、自作の水盛り缶を使って各束柱の長さを測りだし、それに合わせて束柱を作っていきます。←束柱は少し短めに作るのがコツ
束柱が完成したら、根太を切り出します。
根太が出来たらいよいよ組立に入ります。
先ずは基準点を決めて、水盛り缶を置いて高さの基準を決めておき、その高さに合わせて束柱と根太をコーススレッドで止めていきます。
この時以外と便利なのが、Fクランプと自動車のジャッキです・・・おおよその高さで根太を束柱にクランプし、ハンマーで叩いてやると簡単に微調整できます。
根太を渡し終えたら、デッキ材の貼り付け作業です。
今回はデッキ材の間隔を9ミリとしたので、スペーサーとして9ベニヤをベニヤを挟みながら貼り付けていきました。
本来は、パーゴラ用のロングポストが手前2箇所の根太の先端にはいるのですが、有る程度デッキを張ってからの方が安定すると思い、後回しに・・・
ロングポスト手前までデッキを張り終えたら、デッキ横のフェンスを取り付けることにしました。
高さはデッキ面より900ミリとし構造は先日作った目隠しフェンスと同じです。

続きは、ロングポストを立て、デッキ材・幕板を完成させ、手摺りを仕上げ、パーゴラの作成へと続きます。
デッキ横のフェンスを裏側(隣家)より見てみました。

至って簡単なシンプル構造ですが、天辺に笠木を付けただけで何となく立派になったような気がします。

このフェンスを作るのに要した時間は、たったの1時間ほどでした。
勿論Mさん家族が材料の塗装をしておいてくれたお陰です。
12月25日の土曜日に続きをやりました。

先ずは母屋の外壁にパーゴラ用のビームを固定しました。勿論外壁との隙間はシリコンにてコーキング処理します。
次はいよいよロングポストの取付です・・・予めロングポスト部以外のデッキを張り終えていたため、根太に挟み込むだけで良く、誰かに支えてもらう必要もなく簡単にすみました。
ロングポストを固定したら、上部にパーゴラ用のビームを固定します・・・屋根代わりにするので若干の傾斜を付けてあります。
ちょっと厄介だったのは、写真でお分かりのようにロングポストの接地分が石畳のようになっており、3次元の傾斜が着いているんです・・・平らに修正するために接地部のみモルタルを敷きました。・・・写真にマウスを重ねて見てね
両サイドのロングポストを固定したら、手摺り用のミドルポストを固定し、笠木を取り付けます。・・・これで3本のポストが連結され、しっかりしてきました。
後は、残りのデッキ材を張り、幕板を取り付けてデッキ面は完成です。
ここまで来ると道行く人が足を止めて見ていきます・・・耳鉛筆で作業しているので、皆さん業者がやっているものと思われているようです。
近くで見ると幕板の出角、入角の留め加工が隙間だらけですが、ここから見れば分かりませんね。

あと1日有れば完成すると思いますが、年内に作業日が取れるかどうか・・・
作りかけのままで年を越させるのは忍びないので、12月30日の午前中だけ時間を作り、続きをやりました。

パーゴラのルーバーに相欠きの溝を掘り、先端部分を斜めにカットして部品を作ります。
あとは脚立に乗りながら1本ずつ天辺より65ミリのコーススレッドで固定していきます。
250ミリ間隔で11本取り付けました。
次に、柵部分ですが、時間がかかりそうなので、取りあえずご覧の通り1*4材を立て張りにして簡易的に取り付けました。

本当は直線のままではなく、ちょっと飾り付けをしようと思っていますが、それは次回として・・・
次にその上からポリカの波板を張っていきます・・・波板の張り付けは、勿論屋根に登って行いました。

取りあえず新年を迎えられるような見栄えにはなったので、新年になってから、柵部分の仕上げとパーゴラの補強をして完成とする予定です。