|
平成18年の第一作目として、久々に木工です。
と言うことで、今回はリビングの窓上の空間を有効活用しようと、1820*300*160のシェルフを作ってみました。
左の写真は、側板の状況・・・棚板が150ミリで、天板が85ミリとしたため、苦肉の策でご覧のような形にしてみました・・・感じ的には良いのですが、あとでちょっとした失敗に気づきました。
ここは、棚板に合わせて1*4材を使用し、Rの3連続を糸のこで切り取り、サンダーでならして、トリマーで面取りしました。・・・自作トリマーテーブルを使ってみましたが、手持ちに比べてとっても簡単に作業できました。 |
|
裏板は杉の野地板を張り付けてカントリー風に・・・
この野地板は、工房建築の際にサイディングとして使用したものの残りです・・・サンダーで仕上げると良い感じになります。
この貼り付けには、よく見えませんがエアータッカーを使用しました。
ねじ止めに比べて格段に早いのですが、失敗したときのやり直しが効かないので、最初の1−2枚は面倒でもねじ止めにした方が良いようです。 |
|
これ・・・何か分かりますか?
このシェルフの取付場所は窓上の高い位置になるため、地震で物が落ちたりしないように、落下防止柵を丸棒で取り付けようと思って削りだしたのですが・・・
上の写真の横板の形状では、ちょうど良い高さの場所が凹んだ形になっています・・・それに何かゴツイ感じも。
と言う訳で結局仕様変更・・・又の機会にどこかで使いましょう |
|
結局仕様変更後、こんな形の落下防止柵を取り付けました。
真鍮のアオリ止め金物をばらし、丸カンを横板と仕切り板に取付け、そこにご覧のように細いワイヤーを使ってL型金具を延長して止められるように・・・これですと、丸棒と違い多少の融通が利きますので、凹み部分に取り付けても機能上問題ないかと・・・。 |
|
で、いきなり完成、取付終了です。
窓からは工房が見えて、良い感じでしょ・・・けど飾る物がないらしいです。
もう少し工夫して、扉付きの棚でも良かったかもしれませんね。 |
|
材料は、SPFの1*4と1*6がそれぞれ1枚、棚板用の150幅の集成材が1枚、裏板用の杉の野地板が4枚。
この内SPF材はストック品、野地板は前述の通り工房の余り・・・購入品は棚板の集成材だけでした。
塗装もいつも通り、クリヤーラッカー仕上げでした。 |