木工作26

    隙間ラック
 
平成18年のゴールデンウイークは、井戸掘りに明け暮れたようですが、ちょっとだけ木工もしましたのでご紹介を。

これは友人Sさんに頼まれた隙間収納用のラックです

材料は、300幅の赤松の集成材と裏板用の5.5ミリのベニヤ

ただ箱を組み立てただけでは面白くないので、中段の棚板は大入れにし、見える部分の角はボーズ面で面取りしています。
 
と言うわけで、あっという間に完成

サイズは縦850、横200、奥行き300です

制作時間は、塗装を除いて2時間弱でした

ちなみに塗装は、水性ニスのクリヤーを3回塗りしました。



    FAX台
図 面
同じ職場の方の新築祝いに、何が良いか訪ねたところ、FAX台が良いとのこと。

そこで早々制作開始。
今回はお祝品とのことで、パインの集成材を使用することにしました。
ご覧の写真は、ルーターで側板に棚板用の彫り込みを入れたところ。
お次に、側板下部にご覧のような飾り付けをしました。

側板の上に乗っている小さい方は、前側下部の飾り板となる予定が、間違って側板と同じ幅に作ってしまいました・・・勿論作り直し。
 
大分飛んでますが、上記の後、各棚板を切り出し、側板、棚板、天板に裏板用の切り込みをテーブルソーで施し、各部材をサンディングして、木工ボンドと細身のコーススレッドで組み上げた状態です。

右の写真は、前側下部に作り直した飾り板を取り付けた状態・・・これは、木工ボンドとエアーのフィニッシュネイルで取り付けました。
 
お次は中段の抽斗の作成。

桐の集成材を所用寸法に切り、底板の溝をルーターで彫りこみ、同じく木工ボンドと細身のコーススレッドで組み上げ、1*6材を使用して前板を取り付けました。

勿論、端部はルーターにギンナン面のビットを取り付けて飾り面取りをしています。

抽斗の取っ手は、どうしようかな?
後残るは、下段の扉の製作。

1*4材をテーブルソーで引き割りし、スライド丸ノコと留め切りジグを使って端部を45度に切断。

次は、ルーターテーブルでエンド部の飾り面取り、裏側の境板用の切り欠きをし、フレームクランプを使用して木工ボンドで接着・・・ボンドが乾くまでの間に境板を作る予定でしたが、芝刈り、ブドウの剪定、散髪に時間を取られてしまい、本日ここまで・・・。

来週末は、出張のため作業できないので、続きは再来週となります。
5月26、27の土日・・・本当は下の息子の運動会の予定でしたが、朝からあいにくの雨・・・

これはしめた・・・いやいやしょうがなくFAX大の続きを

前回でほとんど出来上がってましたので、水性ステインのオークとチェリーブラウンの2色を調合して色付けをします・・・最初から濃く塗ると失敗しますので、先ずは5倍くらいに薄めて、塗った後すぐにウエスで拭き取る方法で3回ほど塗り重ねます。
その後に濃いめの色で、希望の色に合わせました。

私的には、着色しない方が好きなのだけど・・・。
 
これは扉の状態・・・前回で枠だけは完成していましたので、境板を嵌め込んでいきます・・・最初杉板を相じゃくり加工して作ったのですが、あえなく失敗。
で結局この通り、枠の裏から杉板を接着しただけとなりました。
一応は飾りのために、板の角を45度に面取りしたのですが、写真では分かりませんね。
 
28日もあいにくの雨・・・で、またまた運動会は延期

色付けが終わったので、クリヤーラッカーを3度ほど塗っては磨いて・・・を繰り返し、抽斗、扉に取っ手を取り付け、本体に扉とマグネットキャッチを取り付けて完成です

これ・・・納品が6月18日の予定ですので、それまであと何回かラッカーの塗り重ねでもしましょうかね。