またまた友人Ｓさんに、今度は背の高い隙間ラックが欲しいと頼まれて、６月１１日の朝に採寸に伺いました。 採寸後はそのままＨＣに直行し、１＊４材の在庫品の中からなるべく真っ直ぐで木肌の綺麗なものを１５本選定して買ってきました。 この１＊４材を板接ぎして、所用の部品を作成するため、手押しカンナで基準面を作り、自動カンナで寸法を合わせ、ルーターテーブルで雇いザネ用の溝を掘り、テーブルソーでベニヤ板を切り出して雇いザネの作成・・・と大型工具総動員でここまでたどり着きました。 写真は、ルーターで掘った溝にタイトボンドを流し込み、雇いザネをはめて板接ぎをしているところです。
	今回は４００ミリ×１８００ミリの板が２枚半必要なので、１＊４材５枚接ぎを２枚とその半分の長さのものを１枚作りました。 買い出しから帰ったのは昼前でしたが、何せ工数が多いので、ここまでたどり着くのに６時間ほど要してしまいました。 写真は、ボンドで貼り合わせた板をハタ金やバークランプで圧着し、１００均クランプを使って反り止めをしている状態です。 まっ、ここまで出来れば、後は少々の加工と組立・塗装だけですから、次の週末で完成できると思います。
	６／１７．１８の土日に続きを 前週に作った板をランダムサンダーで目違いが無くなるまで削り、大入れ用の溝をトリマーで彫りこんで、写真のように棚板をセットしていきます 写真はうまくいった部分・・・それでも隙間がありますね。 設置場所はピッタリの隙間なため、ほとんど見えなくなってしまいますので、角の面取り等は一切無しの簡単工作・・・単なる手抜き・・・で我慢してもらうことに
	上記の状態で棚板３枚と天板をコーススレッドで組み上げ、パテ埋めもせずにそのまま塗装をします 今回はヤニ止めとしてオレンジシェラックを使ってみましたが、乾燥時間があまりにも短いため、写真のようにムラになってしまいました・・・この塗りムラを隠すため、上塗りは水性ニスの「けやき」を使用することに。
	と言うわけで、いきなり完成写真です。 寸法は高さ・１８００×幅・２２０×奥行き・４００ 下の部分には、既存の隙間収納を嵌め込むとのことで、底板、裏板は省略 上部のみあり合わせの化粧ベニヤを塗装完了後にエアータッカーでバシバシと貼り付けて・・・出来上がり。 この他、以前作成した新築祝いのＦＡＸ台を納品に行ったり、散髪に行ったり、ブドウの剪定をしたりで潰れてしまいました。 今後の製作は、ロフトベットが３台とスリッパラックが待っています。 しかしながら、工房内でロフトベットの製作は一寸きついので、こちらは梅雨明け以降の制作開始になりそうです