木工作28

    収納棚

ロールオーバーします
我が家の和室のご覧の場所は、ミニ床の間のように作ったのですが、今まではロールオーバーのように水槽とハムスターケージを置いていました。
ところが突然私にハムスターアレルギーが発症し、ハムスターとはさようなら・・・。

続いて、熱帯魚も死に絶えたので、思い切って収納棚に模様替えすることとしました。

これで久々の木工が出来るというわけ。
収納棚の材料は、主に以前置いていた水槽台をばらした1*4材、2*4材をリユースします

これは底板・・・1*4材の半割を骨組みとして、化粧ベニヤの端材を貼り付けました。
これも水槽台の材料を転用した側板

扉を閉めてしまうと見えない場所なので、片面だけ軽くサンディングして使用します。

ロールオーバーします
そしてこれは抽斗のベース

これも1*4材の半割です・・・部材の接合はロールオーバーのようにポケットホールとしました。
そして、上記部材をコーススレッドで組み立てたのがこれ。
とても華奢ですが、両サイド、後ろには壁が来ますので、それほどぐらつくこともないと思い、大した補強も裏板も入れずに作成することにしました。

ロールオーバーします
これは集成材の天板・・・欲しい幅にちょっと足りなかったので、ロールオーバーのように同型の材料を接着して幅を稼いでいます。

板接ぎした部分の下部には足が来るので、大した強度も要らないと思い、タイトボンドでイモ接ぎしただけとしました
後は目違いを修正して、角にアールを付け、ボーズ面に面取りして天板は出来上がり。

ロールオーバーします
お次に抽斗を作っていきます

いつも通りファルカタの集成材を使って、底板には5.5ミリのMDFをはめ込み、ロールオーバーの状態に出来ました。

そして今回は珍しくスライドレールも取り付けてみました。
これは可動棚用のダボ穴をあけているところ。

100均のステンレス製の金具を利用し、ご覧のように施工しました。
使い方は、最初にステンレス板を底板に密着させて任意の場所に1個目の穴をあけ、その穴を利用してステンレス板の端の穴をダボで固定します後は穴の間隔に合わせて穴あけするだけ・・・簡単に出来、精度もまずまずです。
抽斗に前板を付け、取っ手を取り付け・・・今回はスライドレールを使っているので、取っ手も小さい物としました。

お次に集成材をカットして棚板を2枚作成し、先程のダボ穴に棚受けを取り付けてセットしてみました。

この後時間が少し余ったので、クリヤーラッカーを2度ほど塗っておきました。

この3連休は風邪を引いて具合が悪く、結局ここまでしか進みませんでした

後は次週に扉を作れば第1段階の終了です
10月14.15の休日に先週の続き・・・扉の作成を行います
まずは1*4材を55ミリの幅に製材し、お次はトリマーでの加工。
境板用の嵌め込み溝を幅10ミリ、深さ10ミリで彫りこんでいきます・・・そして彫りこんだ側のコーナー部を45度に面取り・・・失敗して大きく欠けてしまいました・・・ビットの出し方が大きすぎたようです・・・まっいいかと言うことで裏側を使用することに
境板には知り合いから頂いた杉の腰板を使用しました・・・ボンドとコーススレッドで接合・・・あれっ、幅が大きく違っている・・・いつもの計算違い。
しょうがなく、再度バラして作り直し・・・トホホ。orz
そんなわけで、大幅に時間をロスしましたが、何とか扉は完成

ラッカーで全体を3度ほど塗装して今回は終了。

ホントなら、完成していたはずなのに。

後は次週に、あと2回ほど塗装し、扉に取っ手を取り付け、本体に蝶板で固定して、扉キャッチを付ければ出来上がり。

なんか時間ばっかりかかってますね。
今回は、ご覧のスライド蝶板を使用する予定。
ちょっと前までは、これ1個で300円以上しましたが、安くなったのですねー・・・1個150円以下で売っているのを発見し、アングル蝶板の予定を変更してこれにしました。

ロールオーバーします
10/21の土曜日、先週に引き続き収納棚の仕上げ。

ご覧の写真は、丁番、取っ手、扉キャッチも全て付け終わり、最後の塗装をした後の状態・・・中はロールオーバーの写真で分かるように、背板、側板共省略しスカスカの状態です

先週に続いて、今週もポカをやってしまいました・・・丁番用の彫り込みを裏表間違えてやってしまい、一旦扉をバラス羽目に。

でもめげずに何とか完成しました。
塗装が乾いた後、所定の位置に搬入し、ご覧の通り。

ピッタリと納まるので、裏板等は省略したわけでした。

やっぱりスライドレールを付けると抽斗は軽くて良いし、スライド丁番のお陰で、扉の微調整も楽に出来るし・・・。

今後はこのスタイルが定番になりそうです。