木工作33

    タオル掛け
木工と呼べるかどうか分かりませんが・・・。

脱衣所の壁面に取り付けてあったタオルハンガーを交換しました。
以前は910ミリのステンパイプ1本のみ取り付けていたのですが、息子の剣道の袴を掛ける場所が欲しいとのことで・・・。
以前は、壁紙の上から直に間柱にネジ止めしていたのですが、今回はご覧のように間柱の位置を気にしないで取り付けできるように、1*4材の下駄を履かせました。
木工と呼べるのはこの下駄部分のみ。
1*4材をバンドソーで60ミリ幅に製材し、トリマーテーブルでコーナーをボーズ面に面取り、後はクリアーラッカー仕上げしただけです。
そんでこれが取り付けた状態・・・100均の16φのアルミバイブを2本と同じく100均のパイプホルダー2セットを付属のネジで取り付けて完成。
パイプの長さは2本合わせて約1700ミリ・・・扉との干渉もなく、また少しデッドスペースの活用になったかな?



    ハンガーラック第二弾
先日作ったハンガーラックの上部に乗せる収納棚を作っていきます。
高いところに乗る物ですから、なるべく軽く作ろうと、パネル方式に・・・材料はいつもの1*4材。
材料を所用寸法にカットし、接合のためのポケットホールを開けました・・・よく見えませんね。
このポケットホールジグ・・・安いのは良いのですが、加工場所が多いと、セットするのに時間がかかって大変なんです。
上記部材に境板用の彫り込みをトリマーで行い、組み立てた状態がこれ・・・サイドパネル*2枚です。

いつもなら、境板にはサンダー仕上げの杉板を使用するのですが、今回は下部のハンガーラック本体に合わせてSPF材を使ってみました。

2*4材をバンドソーで3枚にスライスし、自動カンナで厚みを合わせて10ミリの板材を作ってはめ込んでいます。

これならあんまり違和感はないでしょう。

内側には、可動棚の棚受けダボ用の穴をあけておきました・・・組み立てた後では大変ですから。
継ぎに、底板と天板の作成。

これもいつも通りの作り方・・・1*4材をポケットホール+ボンドで接着しています。
これは底板を加工した状態。

板材の内側をトリマーで幅15ミリ、深さ4ミリ彫りこんで、4ミリの合板を貼り付けました。
これで底板は完成。
出来上がったパーツをコーススレッドで組み立ててこんな状態に。
天板はこの後ホコリ防止のため、2.3ミリのベニヤを貼り付ける予定です。

後残るは、扉の作成、棚板の作成、仕上げ塗装、本体への取付・・・と言ったところですね。

実はこれ、以前作った耐震棚のように家具の転倒防止の役目も併せ持っていますので、天井ピッタリになる予定です。
先週の続きで、先ずは扉作りから。
サイドパネルと同様に、2*4材の3枚スライスを使っていつものように、1*4材の半割を枠として写真のように作成しました。
出来上がった扉をキャッチ付のスライド丁番で取付け、100均の取っ手を取り付けて完成です。

完成品の後面には、強度を持たせるためにベニヤを貼り付けてあります。

また、中には左右共用の棚板を1枚だけ取り付けてあります。
これはハンガーラック本体との接続状況。

上段の内側から、コーススレッドで止めています。

サイドパネルの鏡板にSPF材を使用したお陰で、あまり違和感もなく仕上がり、おまけに地震が来ても倒れないようになったはずです。