木工作38


    家収納 A(下駄箱)
図 面
前回の収納に引き続き、第二弾「下駄箱」を作ります。

現在、既存の下駄箱の横にMさん主人が作った物があるのですが、それを作り替えてほしいとのこと。

高さが2085mm有りますので、6f物では継ぎ足しになってしまうことから、1*4の12f物を購入し、車に積める長さにカットしてもらいました。
写真は、サイドパネルの枠が出来上がり、ベニヤをはめ込む分だけラペットビットでほりこんだ様子・・・左のガイドバーは、真ん中の桟の接合にポケットホールを使用しているため、穴の位置で直線がずれるのを防止するためです。
今回は4ミリのベニヤを使用するので、4.5ミリの深さにしています。
お次に、サイドパネルに棚ダボ用の穴を等間隔で開けていきます。
今回は棚板の数が多く、ほとんどを可動式にするので、穴の数も半端じゃないです。
私は、ご覧の100均のステンレスバーをガイドとして、先ずは基準の(最初の)穴を開け、その穴にダボを利用してステンレスバーを固定し、バーの穴を使って等間隔に穴を開けていきます。
必要な間隔によって、一つ飛ばしに開けたり、全て開けたり・・・今回は小刻みな調整が出来るように、全て穴を開けています。
使う棚ダボは5ミリの物ですので、少しきつめの4.8ミリくらいのドリルがちょうど良い感じです。
お次に強度保持のための固定の棚板・・・天板、中段、底板の3枚を作りました。
今回も大入れとするので、そんなに強い接着でなくても良いですから、単なるイモ接ぎで接着です。

ご覧のように3枚一度に圧着して作りました。
上記で出来た板をご覧のようにカットジグを使って丸ノコで所定の大きさにカットしていきます・・・普通はテーブルソーを使うのでしょうが、私の工房では常設ではなく、いちいち設置するのが面倒なため、もっぱら小物はこの方法が多いですね。
ちなみに下に見える黒いクランプ・・・コーキングガンのような構造で、片手で締め付けが出来るためとても重宝。

丸ノコも以前は安物を使っていましたが、これ(リョービの145)を使ってから、音の静かさと安定の良さから、激安品の出番は全くなくなってしまいました。
と言うことで出来上がったのがこの3枚。
この後、大入れに合わせて切り欠きをし、サンディングをして、組み立てを待つばかり。
これまでに作った部材を組み立てて外枠のできあがり。
サイドと裏面のベニヤはタッカー止め、各横板はコーススレッド止めとし、外側から見える左面のみビスキャップで隠すようにします。
この後扉の制作・・・1*4材を半割にし、境板用の溝をルーターで掘り、境板用の杉板をプレーナーで厚みあわせをして所用寸法にカット、・・・で扉を組み立てようとしたところ、思いこみで境板の長さを間違えてしまい、もう1枚作り直すことに。
トホホ・・・と言うことでやる気が失せてしまい、今回ここまでで終了。
本来3連休で楽に完成出来る物ですが、ここ最近とても寒くて午前中は作業する気になれず・・・続きはまた来週。
1月19.20の土日
先ずは先週失敗した扉の制作から・・・パーツはすでに出来ていたのでご覧の通り組み立てて、高さの違う物を2枚作りました。

境板に使っている杉の野地板・・・これはいつも15枚束で購入するので、1枚ずつ選別することが出来ず、1/3程度は大きな節があったりで使用できない物が多いですね。

ロールオーバーします
そして、出来上がった扉に26ミリカップのスライド丁板用の彫り込みをフォスナービットで施工し、ロールオーバーのようにはめ込んでネジで固定します・・・ネジ止めの際は、丁板に板を押し当て、真っ直ぐな状態で下穴を開けてから取り付けるようにします。

ちなみに今回は100均商品の26ミリカップ全かぶせの物を使ってみました・・・特別な不具合もないようです。
    
本体に扉を取り付けたのが左の写真、それを水性ステインの「オーク」色で着色し、仕上げにクリヤーラッカーを塗った物が中央。
そして扉を開けた状態・・・中の棚板は、Mさん主人が以前作った下駄箱の棚板をサイズ合わせし、再塗装してリユースしています。

とても細長い作品なので、写真が小さくなり見にくいですね。
    
そして、塗装完了後、取っ手を付けて完成状態になった物がこれ。
取っ手は前回作った収納とおそろいのシリーズにしました。
最後に右下の写真・・・収納棚最下部の状態ですが、最初の計画ではここにキャスターを付けた抽斗を付けようと考えていましたが、このままの方が使い勝手が良さそうなので、計画変更しました。
  
そして納品前に、お決まりのウッドデッキ上での全体写真。
今回の品物は、既存の下駄箱に右面が密着しますので、前回同様目に見える左面のみ着色し、ビスキャップも取り付けてあります。
そして、これはおまけ。
棚板をリユースするために、テーブルソーでカットしていたところ、ノコ歯の上に板が乗ってしまい、キックバックしてきました・・・中央の円弧状の傷は、ノコ歯上を板が通った軌跡です。
幸いなことに、板が宙に舞うことはなく、テーブル上を戻ってきただけでしたので、怪我はありませんでしたが、軽いボディブローを食らったような衝撃だけ感じました・・・気を付けねば。

   
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