木工作40


    太鼓台(秩父台)
長男の通う太鼓教室の先生より、写真のような太鼓台を3台作ってほしいとの依頼。
ネットで調べても、何件かの写真があるだけで、細かいところまで分からない・・・しかし、この形の台が「秩父台」と呼ばれる物であることを何とか調べました。
細かい寸法等がネットではなかったので、ご覧の見本を頼りに作っていくことにします・・・よく見ると野縁材をコーススレッドで止めて、塗装しただけの簡単な物。
このまま同じ物を作るのではおもしろみがないので、ちょっと手の込んだ作りにしようと・・・。
使用する材料は、いつものSPFの2*4材。
あらかじめ、頭の中の構想通りに丸ノコでカットし、自動カンナで厚みを35ミリにそろえた物を使用し、ご覧のように相欠きの溝を彫り込みます・・・上の写真のように、丸ノコで何本も切れ目を入れて、金槌でたたき落とすと下の写真のように簡単に粗彫りができます・・・これを鑿で修正すれば溝の出来上がり。

こんなの皆さんとっくに知ってますよね。
途中の写真が全くないのですが、各パーツが出来上がった状態です。
全ての切り出しには、6ミリのブレードを取り付けたバンドソーを使用しました。
そしてアール面の仕上げは、ボール盤にドラムサンダーを取り付けて実施。
このあと全体的にボーズ面に面取りをして足部分のパーツが完成。
写真は1台分で、これが3セット有ります。
パーツが出来たのでいよいよ組み立て。
相欠きの部分にボンドを付けて、裏面よりコーススレッドで固定しました。
手を加えた感じがして良いでしょ。
後から思いましたが、足の両肩もアールを取れば良かった。
またまた写真が飛んでしまいましたが、これは完成状態。
足部を組み立て後、前面の板を切り出したのですが、見本の高さは320ミリ・・・使用した集成材は300ミリと言うことで、若干ですが、高さが足りないものの、見本をトレースして、適当に飾りを付けてご覧のような感じに・・・これも切り出しにはバンドソーとジグソーを使用しました。
実はここでちょっと大きな失敗・・・頭の中の構想では、上の写真の台の前部に出ているホゾを前板に貫通させ、楔で止めるようにして、前板が取り外し可能なように考えていましたが、前板を切り出すときに何も考えずにカットしたお陰で、写真のようにホゾ部分がはみ出してしまいました・・・と言うことで仕様変更し、ボンドとコーススレッドで固定。
塗装は、油性のステイン(マホガニー)で着色したあと、色のにじみ止めにラックニスを塗り、クリヤーラッカーで仕上げました・・・乾燥時間を十分に取らなかったため、若干色が抜けてしまいましたが、まっ良いかと言うことで。

見本では中間に補強がありますが、相欠きにしたお陰で、強度は十分だと思い省略・・・接合が緩んできたら、後で補強材を追加しようかと。
これは後ろから・・・足部分にタイヤを付けて、中央に椅子を付けたら、子供のおもちゃになりそうな感じ・・・それに前板も見方によっては、ウサギや犬の頭に見えたりして・・・。

これで完成なのですが、この後見本と同じように太鼓の先生がロープを巻くとのことですので、それなりに使えるとは思うのですが・・・。
ご覧のように完成品を3つ重ね、ひもで縛って車に積み込み、火曜日に納品される予定です・・・どんな反応があるか楽しみではありますが・・・。

 
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