木工作45


    S家収納@

Mさん宅の収納も一段落したので、お次はSさん宅の収納に取りかかります。
皆さん収納がほしい場所は一緒のようで、これは洗面所の上部に取り付けるものです。
いつもの構造なので、途中の写真は無しで、いきなりここまで完成です。
最近、時間のかかる板接ぎを前週の最後に済ませておくことにしているので、朝からロスタイム無く作業できます。・・・これもビスケットジョイントカッターのお陰。
今回は、幅が1650ミリと大きいので、4枚扉にしますが、中央の2枚を観音開きにしないと、天井の電気に当たってしまいますので、こんな感じです。
中央に仕切りを入れても良いのですが、長い物が入るようにと思い、無しにしました。
で、扉はいつもの1*4の半割と杉板を使って作成し、スライド丁板を使って取り付けました。
取っ手と、キャッチを取り付けてこんな感じに出来上がりました。
塗装はいつものクリヤーラッカーで3度ほど塗装しています。
扉はこのように開きます。
すでにSさん宅に取り付けてきましたが、天井の電気とも干渉せず、上手い具合に収まりました。
幅が1650、高さ450、奥行き約300ですので、結構な収納力ですね。
今回は図面を書かずに簡単なメモ書きだけで進めたのですが、最後の扉で寸法ミスがあり、その修正で手間取ってしまいましたが、何とか納品まで出来ました。
次週はこの続きを作ります。

 
   S家収納A
収納@の完成後、次週の制作のために板接ぎを済ませました・・・狭い工房にクランプで雁字搦めの板が2枚。

これで次週も朝から木工作業に取りかかれますね。
4月12/13の土日
先週最後に板接ぎしておいたので、いきなり作業が始められます・・・これはサイドパネルとセンターパネル。
またまた構造はいつも通りですが。
ちなみに上部の段欠きは、取り付け位置の廻り縁との干渉を避けるためのもの。
出来上がったパネルを底板とコーススレッドで接合し、上部、背面に補強を入れました。

ロールオーバーします
お次に扉を作るのですが、いつも私は1*4材の半割の枠に杉板をはめ込み、ボンド+コーススレッドで接合しますが、そのねじ穴隠しにご覧のように自分で切り出した木栓を使っています。
これはロールオーバーのダボ用のビットで、1*4の端材から作った物です。
通常、丸棒やダボを使うと思いますが、繊維の向きが違うので、そこだけ目立ってしまうため、この様にしているのでした。
で、2枚の扉が出来ました・・・取り付け、塗装は時間切れで次週に。
4月19日の土曜日、先週の続きを。

ご覧のようにいつものスライド丁板で扉を取り付け、クリヤーラッカーで3度ほど塗装。
その後500番で軽くサンディングし、全体のざらつきをきれいにしました。
最後の仕上げで、取っ手と扉キャッチを取り付けて完成です。
ここしばらく似たような物ばかりいくつ作りましたかね?
日曜日の午前中にSさん宅に取り付けてきました。

コレでたまっていた制作依頼も一段落・・・と思っていたら、息子の太鼓の先生から、太鼓桶を5つ作ってほしいとの依頼があったとか・・・。
コレは同じSさん宅のトイレに取り付けるために作った棚板。・・・1*4材を3枚接ぎ合わせ、トリマーで面取りをしてクリヤーラッカーを塗装した物。
棚受けは市販のモール材を使用して取り付けてきました。

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